代表作

『阿片戦争』『太平天国』『秘本三国志』『小説十八史略』など。『ルバイヤート』の翻訳でも知られる。神戸市出身。本籍は台湾台北だったが、1990年に日本国籍を取得している。 日本芸術院会員。

来歴・人物

神戸の元町に生まれる。みずからの著書で語るところによれば、後漢の陳寔の末裔。魏の陳羣、陳泰らも祖先にあたることになる。陳家は、中国の河南省の頴川から福建省の泉州、さらに台湾に移住し、舜臣は陳家35代目である。 第一神港商業(後の神戸市立神港高等学校)を経て1941年大阪外国語学校(現大阪大学外国語学部)印度語学科に入学、印度語(ヒンディー語)とペルシア語を専攻する。司馬遼太郎(蒙古語学科)とは同期。1943年同校を繰り上げ卒業、同校に附設されていた西南亜細亜語研究所の助手となりインド語辞典の編纂作業などに従事する。終戦にともない日本国籍を喪失したことから、退職。家業の貿易業に従事した。東洋史学者宮崎市定の門弟に学んだため、宮崎の孫弟子にも当たる。1948年に一時台湾に帰国し、台北県新荘中学英語教師、翌年神戸に戻る。